240RS  Topics  2013
新たに Chassis No.判明
2013-10-11 FRI New Chassis No.000012
240RS Chassis No.が判明した,それは ACRO POLIS Rally 写真からです。
Chassis No と 写真がつながる事はかなかな難しい ・・・ 既に30年の時が過ぎてやっと分ったのだが,いまだに不明な 240RS 写真も数多い。

                 Chassis No.000012 '84 ACRO POLIS

240RS エアコン装着 サファリラリー参戦 !
2013.8.11 SUN  '85 WRC Safari

先日ベルギーの240RSオーナーから写真を送って頂いた。それは 1985年 WRC Safari Rallyにプライベート参戦の 岩瀬氏がドライブする 240RSです。ニチラのメインスポンサーを得て,このラリーの為に開発された日本ラヂエターのプロトタイプのエアコンを装着して参戦しました。

                 ▲ エアコン取付位置                        1985年 サフアリ 240RS 岩瀬車 Chassis No. ?


1985年-1986年に サファリラリーに日本人プライベーター 240RS が参戦している。その 240RS ドライバーは岩下氏ともう1台岩瀬氏だが、当時日本人ドライバーとしての知名度は高く,その実績も高く評価されている。

その岩瀬氏は写真の 1985年 WRC サファリ :  プライベート 優勝  総合8位 Driver Yasuhiro Iwase  Co-Driver Vinayak Sudhir
※ 以前私が訪問した時に AUTO SPORT IWASE の整備工場の壁に240RSのエンジンフードが有ったが,この 240RSのものでしょうか?
それにしても Chassis No.を知りたいものです ・・・

ニチラのメインスポンサーを受け,サファリラリーの灼熱と砂嵐地獄をエアコンを装着して参戦したのだが ・・・ 
そのエアコンは、ニチラの手による 240RS ラリーの為の高回転仕様のクラッチ付きプロトタイプのエアコンだ。エアコンは Vベルトによる オルタネータープーリィと連結されている,ラジエター電動ファンは連結されておらず分離独立されパワーロスを少なくしている。
当時としてはエアコン付きのラリー車は珍しく、サファリ参戦のラリードライバーからエアコンはうらやましがられたそうだ。既に20年以上まえの時効という前置きだが、岩瀬氏のサファリ参戦後記によると、実際はパワーロスが大きくほとんど使用しなかったようだ。

         当時もの本物ステッカー →   

さて、昔話であるニチラのプロトタイプ・エアコンが実は私の 240RS に装着されている! ・・・ でしたが、現在は取り外して友人の 240RS オーナーに譲渡され保存されています。 私もこのエアコンを使用した感触では確かにパワーロスが大きい,且つアイドリングではクラッチが切れてクーラーは効きません。つまり現在のクーラー性能とはほど遠いものでした。
何故、私の 240RS にエアコンが ? ・・・ 当時 サファリ参戦の為のプロトタイプ・エアコンが 240RS に取付され それが日本でナンバー登録されたと言うことになります ・・・ その 240RS を私が所有している ・・・ と言うことになります
つまり 私の 240RS 車両履歴はエアコンを取り付け WRCサファリを走る為の カルネ(国内車両の一時海外持ち出しの為のナンバープレート)は TKA 33 TA 9762 ・・・ !!?  このナンバーは実際にサファリを走っている! つまり サファリ参戦の為に準備されていた車両なのです ・・・

240RS works chassis No.000005 !
2013.7.27 Chassis No.000005 & 000019

情報が掴めなかった,ワークス240RS Chassis No.000005情報が入った。
それは,初期バージョンとしてギリシャに存在したが,日本へ送られ1985年にET仕様に替わり再びギリシャへ戻されたと言う !
この情報はドライバーMr.Stratissinotoから直接聞いたと言う。その 240RSは下記の写真の通り。
そしてChassis No.000019の追加写真です,この車両は現在キプロスにあります。1983年WRCアクロポリスでMr.Mehtaが6位でフィニッシュしています。

 
  
1986年アクロポリスで5位の Dr StratissinoですChassis No.000005 ET仕様 左Chassis No.000019と,右Chassis No.? '85アクロポリスで7位,そのDr Mike Kirkland これはお宝写真です(撮影日 ?)

ヒストリック モロッコ ラリー 2013 参戦の 240RS !
2013.5.25 SAT  MOROCCO RALLY 13-18.May.2013

240RS Chassis No.000099 がモロッコラリーへ参戦した !

         
            モロッコのラリー戦場に終結した 参戦車両群
      
240RS De:Gregoire Mevius Co:Alain Geuhennec DATSUN Violet GT FJ20 240RSフェンダー → 完走Mr.WALENS Jack/LACROIX Thierry

● MOROCCO Historic RALLY 2013 の 動画を見る事が出来ます ↓
鮮明な画像です → モロッコラリーはダート路面でその悪路,埃で 体力的,車両酷使の厳しさが伺い知れます。
http://rallyedumaroc-historique.com/Le-Maroc-2013-en-video_a158.html
リザルト内容を要約すると下記のようになる

Day  Top 競技車名    240RSポジション  Top Time/240RS平均時速
 1  Mazda RX7       6      104.97/109.53

 2 Porsche 911#3      3       86.15/87.16
 3 Porsche 911#3      3       99.26/102.88
 4 240RS          1       137.92 = TOP
 5 240RS          1       99.6 = TOP
 6 Porsche 911#24     Retire     ← 最終日オイルポンプトラブル
 ※ DATSUN Violet GT    38      ← 完走
4日と5日目に1位ポジションをキープしていた 240RS ! 何とも残念なのは6日目のオイルポンプトラブル油圧力低下 ! エンジンダメージを避けるため途中棄権である(補充部品が探せなかったのです) 結果,リタイヤに終わる。
それにしても現在尚元気な 240RS が存在すること事態嬉しい事です。2014年も参戦予定とのことで,FJ24エンジンメンテナンス技術提供の要請があります。


2013.5.17 FRI Chassis No.000099 → MOROCCO RALLYE 13-18.May.2013

年1度モロッコで開催され 1週間厳しい環境で酷使される MOROCCO RALLY に,今回 240RS(Chassis No.000099)が参戦している。そのラリーには 240RSオーナーでもある Mr.P.Hも日産バイオレットで挑んでいるが,そのラリー中の現地から中間情報を送っていただいた。240RS Chassis No.000099は万全の整備と体制で参戦している ・・・ 15日までのポジョンは上位で順調だったが 16日に「油圧低下」トラブル発生 ! 予備ポンプ部品がなくエンジンダメージを避ける為「リタイヤ」の情報です。  一方,Mr.P.Hのバイオレットは現在も好調にレース中との事,いずれにせよ 土曜日までレースは続きます 240RSのフェンダーを取り付けた迫力ボディーの完走を期待せずにはいられない。 詳細情報は追って送信されるでしょう。

     
Chassis No.000099 Mr.MEVIUS Grégoire GUEHENNEC ALAIN 2台の積載車でモロッコの戦場へ  左 : DATSUN Violet GT
※ ホイールは,私がデザイン,開発した TARGA PROTO !  輸出してないので合成写真のようです

Chassis No.000099 再び火が付いたエンジン
2013.3.3 SUN Chassis No.000099 First trial run
Historic Rally of Morocco 2013 (FIA Historic) 5月に参加準備の為,レストア後の初のテストランです。ドライバーとナビゲーターを含む 5名? のテスト風景はは5月参戦の意気込みが大きい事を窺わせます。
2013.2.10  SUN 
Engine first start-up
レストアだった  Chassis No.000099 のエンジンに再び火が付いた。化粧されたボディーは 戦闘的ですネェ ・・・ トランクには 2本のタイヤが収まっています,タンクは新設されたようです。これからの活躍がたのしみです ・・・ Driver : Gregoire de Mevius

            

2012.4.17 TUE Chassis No.000099 ベルギーに生息

海外から レストア中の写真とロールゲージ製作取付写真を受け取った事で ベルギーのオーナー Mr.GM が所有する 240RSChassis No.000099 現存 が証明された。  この左ハンドル仕様の 240RSの履歴詳細は明らかでないが,ほぼレストアが完成したようだ。
ロールゲージの FIA規則は 年々厳しくなっているが,このように乗り降りにはかなりの負担を強いられそうだ
        

Chassis No.000200 240RS Finland 健在 !  RHD → LHD !
2013.6.8 SAT Chassis No.000200

久しぶりにフィンランド Mr.J.Fからの情報です。限定生産数最終番号を示す Chassis No.000200と言う貴重な240RSは現在レストア中です,
その変化が写真から伺がわれます。定番のワークスカラーになりましたネェ ・・・ 今後の変化が楽しみだ ・・・

       
   ▲ 複雑に入り組んだロールゲージは外されず,白塗装が施されたようです

2010.2.16  Chassis No.000200
フィンランドへ渡った Chassis No.000200 現在、RHDからLHD つまり左ハンドルへ改造中です。そのひとコマの写真を送っていただきました。時間が掛かりそうですがその他部分のレストアを含めた完成が楽しみです。
   

彼は約2年間でレストアを完成させる予定でその部品提供に期待している。
エンジンは2基所有している、下記の
エンジンNo.000157は当初より装着と思われますがその他にNo.000224を所有


   
Chassis No.000200 BS110FKU 右ハンドルです・・・左ハンドルに替える? 替えた? この辺は定かではありません イギリス訪問時に撮影したエンジン刻印 シリンダーブロックは明らかに試作ロット82.8 SSと打刻されている

2008.9.9  Chassis No.000200

フィンランドの Mr.J.Fから Chassis No.000200 のオーナーになったとメールが入りました。詳細な情報提供をいただきインドのヒマラヤン・ラリーの状況が少しずつ明らかになってきました。
まず、このChassis No.000200は当初インドでヒマラヤン・ラリーで活躍後イギリスへ渡りその後、フィンランドのオーナーMr.J.Fに落ち着いたようです。私たちが 2005年12月にイギリスへ訪問した時にこの車体・エンジン等を確認しました。又、インドのオーナーがこの240RSを所有していた頃、当ホームページへコンタクトがあり部品提供要請がありイギリスのオーナーを紹介した経緯があります

    
    
フィンランドに入港直後? の最新画像です さすがに寒い国の印象どおり積雪が ・・・ Fバンパーが落ちかけています、右フラッシャーの欠けも見られます ・・・ たしかヒマラヤン・ラリーで Fバンパーに大きなダメージがあり過去に私宛バンパーの問い合わせがありました。
Mr.J.F からの情報によるとインドのヒマラヤン・ラリーで活躍した 240RS 限定生産 200台の最終 Chassis No.000200 ! 大変貴重なこの 240RS は、1985年のヒマラヤ山脈のラリーに参加するために日産モータースポーツ部門からインドへ1985年に直接送られた ・・・ と記されています
・・・ となると、日産ワークス体制は1984年9月で終了し NISMO 設立と同時に引継がれた事もあり Chassis No.000200 は NISMOより出荷された可能性があります。
その理由として 1985年のヒマラヤン・ラリーはワークスドライバーのMr.J.Shahが参戦しそのときのリザルトは,
優勝・3位・5位・8位・9位 という成績を残しています。従ってニスモよりワークスカーと同時にインド・ヒマラヤン・ラリーへシッピングされた事もが考えられますがワークスドライバーの車両とは仕様が異なる可能性も考えられます。

【  Chassis No.000200 ヒマラヤン・ラリーの戦績  Dr Mr.Bharat. J. Parekh  】
   1985年 : ラリーをリードしていたが、途中燃料切れで 5位
   1986年 : コ・ドライバーがマラリアの病気によって途中棄権
   1987年 : 第3レグまでトップをキープしたが、途中ブレーキの問題でリタイヤ
   1988年 : 5位でフニッシュ ・・・ 1位から4位まで、オーストラリアの三菱ランサーが独占
シャーシNo.000200 はこのような戦績でしたが、一方では 240RS の優勝記録があり、他のシャーシNo.の 240RS と考えられます。

Chassis No.000200 インドに 240RSワークスが!
2003.4 Chassis No.000200

インドの 240RS オーナーより,私のホームページにコンタクトがありました。
目的は,フロントバンパーが欲しい ・・・ との事でしたので,イギリスの購入先とのコンタクトをアドバイスしました。
特筆されるのは
Chassis No.000200 つまり,200台限定生産の 200番目 ! そして貴重な右ハンドル,更にそれはドライサンプのワークスとの事です ! !  Himalayan car Rally に参戦しているようです。
Photograph offer : Mr.B J P INDIA Right Handl 

240RS Chassis No.195 ドライバーからの !
2013.3.7 THU Chassis No.000195 FXI 2376 → Chassis No.000135

私宛届いたメールは !!!  驚いた事に,1985年 240RS(Chassis No.000195)で Rally 参戦していたドライバー Mr.Nigel Roseからだ ! それは なんと,   " FXI 2376 は私が 1985年 の Swedish Rally & R.A.C Rally でドライブした ・・・ ! " 以下本文
Hi Just for your record. I also drove this car in the 1985 Swedish rally and South Swedish Rally.
Regards  Nigel Rose

※ その後の情報として,Chassis No.000195はクラッシュ,1980年後半に未登録新車状態のChassis No.000135に移植され,新オーナー Mr.D.Mの所有となる。従って、登録書類はChassis No.000135のRHDの筈

     

1985年に SwedisH Rally Co-Dr Mr.P.V(ノルウエイ) 同じく 1985年 R.A.C Rally Co-Dr Mr.D.D(英国) による 240RSで参戦していたご本人からのメールだ。そして,彼の所有するその時の貴重な上の 2枚の写真を送っていただいた !
既に 30年も過ぎてこのよう貴重な写真を入手出来,皆さんに公開出来る事自体 嬉しい事です。1985年当時に活躍されていたと言う事は,相応なご年齢ではないかと推察されます。その 240RS は UK の BLIDENSTIN より入手したとのこと,貴重な右ハンドルのワークス仕様を購入したとの事だ。
彼は日本で 売り出している 240RS の情報を知りたいと言ってます。再生を考えているとの事です。


SOLEX 50PHH の ゴム栓
2013.2.6 WED

            

日産ワークスが作り使用した ソレックス キャブレター φ50mm の 「ゴム栓」です。ゴム表面には NISSAN の文字が有り,金型で複数個生産されたようです。重要なエンジンを守る為,ダストや水の侵入を防ぐ為,保管や搬送の時に使用されるものですが,このように詳細な写真は珍しいので掲載しました。
※ 説明には Ivory Coast Rally に使用された ・・・


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