240RS  Topics  2012
ヨルダン・アンマンの 240RS Chassis No.000068 レストア情報
2012.12.17 MON  Chassis No.000068

中東西アジアに位置するヨルダン(Jordan)の Mr,Khatchikから届いたメールは ! 240RS Chassis No.000068を1988年にドライブした。
その後 2008年にChassis No.000068を所有し現在レストアの最中との事。過去にもピストンリングの技術的問い合わせを受けるなどしていたが,
この度 彼から詳細な情報と写真を送ってくれたのだ。 今後もレストア情報を提供してくれると言う嬉しいメールでした。

過去に私のホームページで紹介した,スクラップされた筈の Chassis No.000068を所有していると言うのだ !? ・・・ いずれ明らかになるでしょう ・・・

       
1988年 Jordan Rally のドライバーは Mr.Khatchik ご本人です Mr.Khatchik

     
レストア前のミッション ・・・ どんな歴史があるのでしょう?  レストアを開始しました ENKEI生産のワークス240RS 専用ホイール

2010.10.12 TUE  Chassis No.000068

当ホームページへ思いもよらぬ国 ヨルダンの Mr.K.Sからのメールで 240RS Chassis No.000068 情報が ・・・ ! 
スペアーを含む2基のエンジンは外された状態の写真だ ・・・ 
既に27年を経過した 240RS の存在が明らかになるのは大変うれしい事です。 それも遠い国、ヨルダン アンマンから。

さらに新しい情報です,ヨルダンには7~8台の 240RS が存在したとの事!  内、4台は輸出され、その内 Chassis No.000130はNew Zealandへ。
残された1台は Royal museumに展示されている。そして 1台はヨルダンでレストアの最中との事。それは、Mr.K.S所有で下記のエンジンだそうだ。


     
紛れもない240RS Chassis Noの刻印書体だ FJ24 No.000219 Dry sump FJ24 No.000128

Chassis No.000068 が見つかった !  しかし ・・・
2009.7.19  Chassis No.000068 ・・・ ?

アクロポリスラリー後に中東ヨルダンに渡った 240RS がスクラップ置き場で 臨終 の時が迫っている ・・・

   
見ての通り部品類は全て無く、かろうじて残る NISSANと 240RS ステッカーによって240RS である事が確認できる。ルーフの無線アンテナの穴、右ハンドルらしい? ・・・ この程度しか分らぬ Chassis No.000068だが !  この 2桁の Chassis NoはワークスCARの可能性が大きい ???
LP 240 ニュージーランドからオーストラリアへ
2012.11.24 SAT  LP240 NZ → AU

ニュージーランド・オークランドの LP240 US110(FJ24 Engine) ! ・・・ が,オーストラリア・ブリスベンへ渡った。
NZの Mr.R.W 所有の LP 240 US110 は完全に240RSに機能と姿を変え,その活動ぶりは雑誌に紹介されるなどしている。
新たなオーナーの Mr.J.Sへの引き渡しが,写真からの表情でも分かるように無事に終了したようだ。 今後の活動情報を期待したい。

   

コンテナの前で引き渡しの記念すべきショットですネ オーストラリアに到着

      
見ての通りフェンダーが小さい ・・・ FJ20のボアアップで活躍当時 ドライバー Mr.Tony Teesdale のスナップです 当時の本人のサインが残されています

※ 過去にこのウエーブサイトで紹介しましたが,2007年ニュージランドから私を訪ねてくれた,Mr. N.C 彼から頂いたニュージーランドの雑誌 C1ass1c Car New Zealand November.2007 に掲載された US110 240RS です。
この車両はニュージーランド・オークランド在住の オーナーが所有しているもので,かなりの紙面を割いて紹介していますが どこから見ても 240RS ワークスのようです。
この車両は 1983年まではFJ20 Engine,1984年に FJ24 Engineに乗せ替え 1985年 New Zealand Rally Champをとったようです。
このような経緯ですがボディは US110 つまりレプリカカー。しかし、ここまで徹底してやるとは凄いことです。

    
   
● New Zealand C1ass1c Car 誌より抜粋
新たに カリブ海 の プエルト・リコ で 240RS 発見
2012.9.28 FRI  Chassis No.000182

久しぶりに 240RS 生存情報を入手した ! Chassis No.000182 走行 2,382km 非常に良いコンディションで,標準装備に近い状態です。
まだ,この様に状態のよい 240RS が残されている事自体嬉しい事です。
※ ちなみに非売品です ・・・ それでは,ジックリと写真をお楽しみください。

  
特筆されるのは,240RS が座間工場で完成検査合格,そして当時の輸出車両管理タグが現存している事だ ・・・ 凄い ! 
それによると組付けの FJ24 エンジンは No.000254 である ・・・ そして現存する国は 中央アメリカの プエルト・リコ ! ・・・ 遠くへ行ったものだ。

オーナーは Mr.J.G その車両は写真のとおり,新車時のコンディションに近くホイールはエンケイの3ピース標準装着サイズ 14X 6であるし,トランク内の標準工具もそのままである。
  

ドイツの Rally Car イベント Eifel rally 2012
2012-7-30 Mon  Chassis No.000096

2012年7月28日(土)にドイツで行われた ラリーカーのイベット(Eifel rally 2012)のホット情報を送っていただいた。盛大なイベットのようで多くの名車参加が凄いし,走りもあり,名車が大切にされている様子が十分に伝わるイベントのようだ。
そんな中,ドイツ在住で数台の 240RS worksを所有されているオーナーが,そのうちの1台を参加させた。過去当ホームページで紹介したが,その後の状態 Chassis No.000096 の写真である。1983年サファリラリー参戦 4位 Mr.Jayant Shar-Asmal Khan のレストア後の 240RS Worksですが綺麗に仕上がっています。それにしても,当時の車両が現存するだけでもうれしい事です。


   
  ▲ 当時のワークス車両を入手すること自体凄い事ですが,3台の 240RS ワークスカーをレストアしこのような素晴らしい状態で維持も凄い !

次のバイオレットは,今回情報提供を頂いたベルギーから参加の Mr.Philippe Heymans親子がドライブしました。
親父は Co.Driverで参加と言う ・・・ 何ともうらやましい限りです。笑顔が何ともいいですネェ ・・・ なかなかの走りのようです

      
Mr.Heymansが持込んだ DATSUN Violetのジャンプシーン 父親(左)の Co.Dでドライブした 息子(右)Mr.Benny Heymans

ジンバブエ 共和国で発見の 240RS は !
2012-7-13 FRI Chassis No.?.?.?

240RSがWRCへ参戦し 既に30年経過した今,遠いアフリカ大陸の南に位置するジンバブエ(共和国)3台の 240RS が見つかった
! 日本とは遠い異国の地で 写真のような寂しげな状態です。どうやら再生の気配もなく朽ち果てて行くのを待つかのようです。
この写真を見ると何か複雑な気持ちになります ・・・
なんとかして助けてやりたいですネェ ・・・ 3台の 240RS の Chassis No は現在調査中です。
国際ラリーでの活躍は無いようでワークスカーでもないようですが,詳細が来るのを待ちましょう。


   
     ▲ ボデイーの錆はかなり進んでいます エンジンは?  室内は ? どの様な歴史を経過して 此処へたどり着いたのでしょうか?
            
手前はトリコロールカラーてす ・・・ 奥の 3台目は真っ白 その真っ白はその後,ボンネットのエアーダクトとリアウインドウのポリカの劣化状態から 240RS と判断致しました。

UB40 Chassis No.000171 240RS 英国で健在
2012.6.8 FRI  Chassis No.000171 FXI 1813

まず UB40(ユービー フォーティー)とは イギリスのバーミンガム発祥の
「レゲエ・ポップ・バントで世界的にも有名だ (www.ub40.co.uk)
その UB40 が過去 モータースポーツ の スポンサー をしていたのである。それもRally 240RS である。

今回 驚いたことに,そのUB40バンドのメンバーである Mr.James Prochowski が 2006年 白血病死に至るが,その友人である Mr.P.H は UB40のもとで21年間働いている。つまり今回 私宛にメールをしてくれた UB40 Tour Manager Mr.P.H 彼がこの Chassis No.000171の
新しいオーナーになったと言うのだ !! ・・・
このように昔から 240RSとは深い関係があった訳だが ・・・ また新しい歴史が刻まれることになる。
UB40 の画像 →  
http://www.youtube.com/watch?v=qCfAmkvuXP8&feature=related 

さて,そんな歴史のある Chassis No.000171は 現在は英国のバーミンガム近郊在住の Mr.P.H が所有した訳だが,その 240RSの写真は 2012年4月 アイルランドでの健在ぶりを示すもので,ドライサンプ仕様で過去に WRC RAC Rally参戦の経歴があります。


    
2012年4月 撮影      以前当ホームページに掲載した,当時の UB40 240RS RHD

    
 ▲ UB 40(FXI 1813) LHD 1985年 1986年 マン島 Manx Rallyに参戦しているが,ワイパーから LHDだ 複数の UB40車両が存在したのか?

         
 ▲ どうもおかしい ???  過去の写真を調べると Right HandleLeft Handleらしき 複数の 240RS の写真が存在する ? そして分かった
   LHDからRHD変更されている形跡が見つかった。つまり,UB40の車両は もともと 1台で左ハンドルだったが 右ハンドルに改良された,
   しかし ワイパーはLHDのままなのだ !

Chassis No.000016 1984年のWRC 240RS
2012.5.19  SAT Chassis No.000016

1984年 WRC ニュージーランドで ワークス 240RSが 4位でフィニッシュしている,ドライバーは サロネン ・・・ 最近その時の写真を入手した ・・・
2桁のChassis No.000016 LO4674 の写真は初めてだ。
 当時,240RSが熱く燃えたカットシーンは 今では貴重です。


   
  ● たしかこのエンジンはキプロスへ,そしてリフトバックのUS110に載せられたと記憶している。
Chassis No.000170 240RS の 新しいオーナーは
2012.1.26THU Chassis No.000170

イギリス 北アイルランドから受け取った突然のメールによると ・・・
2003年クエートで「虫の息」だった Chassis No.000170が,2006年ニュージランドに渡り長い間レストアされていた。 その 240RS が昨年末に 北アイルランドに渡り,在住の新しいオーナー Mr.S.H によって,過去に取得したオリジナルナンバー DXI3409 の再登録がされたとの事 ! なんとも嬉しい情報です。それにしても,改めて過去の記録を見るとよくぞここまで回復されたものだと感心してしまう,その仕上がりを見てください。「存在感」がありますネェ ・・・ 今後の活動情報に期待したい。
            


2008.11.8 → 2009.8.24 Chassis No000170

New Zealand.
Chassis No.000170 遂にレストアが完成したようです。クエートで虫の息状態だった 240RS が復活した事は嬉しいことです。
写真を見る限り、当時のSHELL(シェル)のメインスポンサーのボディカラーのようです ・・・ 尚、この 240RS は売却するそうです ・・・ ニュージーランドへ観光がてら この 240RS を見てくるのもいいですネェ  価格は ・・・ NZD 100,000


      
 サイドガラスは新品のようです? 下回りのダメージは相当あった筈、ダメージ部分もかなりキレイにレストアが終わったようです 無かった Engineを探したようです、 UKのBlydenstenのスタンダード・エンジンNo.000156

Chassis No.000170 クエートの 240RS はどうなる ?
過去掲載 2006.11 Chassis No.000170

2003年にこのホームページで紹介した クエートの 240RS Evolution Shassis No.000170 が ニュージランドへ渡り レストアの最中です。
そのオーナーが FJ 24 エンジンを探しているのですが 程度の良いエンジンはかなり難しい状況ですネ ・・・
その後の 240RS レストア状態の写真を送っていただきました ・・・ かなり難航されている様子ですが 頑張っていただきたいものです。


   
  From Kuwait to New Zealand Retore 240RS Evolution Shassis No.000170Chassis No.000170
  ! この物体は? ・・・ 240RS の末期状態 !? 言葉もありません !! ・・・ クエートに現存する 240RS は「虫の息」です

その後,ニュージーランドの方がこの 240RS をレストアするとの情報が入りました ・・・ この 240RS を復元するとはすごい情熱です。
部品提供依頼がありますが 果たして部品を見つけることが出来るかどうか ?

エキゾストパイプ・ミッション・パネル・前後のウインドウ・エンジンフード・リアトランクの FRPは少しの手直しで使えそうです。
しかし,致命的なのがエンジンが無い ! デフも無さそうです ・・・
やはり部品取りになる運命なのでしょうか ?


      

アクリルスライドドアはEvolution? 

安全タンク,これは大変魅力があります ・・・

2008.2.1 Chassis No000170
クエートからニュージーランドへ渡った Chassis No000170 その後の写真をいただきました
中東で活躍当時のスナップですネ ・・・ ステッカーからマルボロラリーと思われ 「シェルのメインスポンサード」を得ていたようです

      

Chassis No..000073 インドネシアに残存の 240RS 発見 !
2012.1.2 MON Chassis No.000073

またまた Chassis No.000073の240RS 新しい残存情報が入りました。
それは
インドネシアに残存,救済者を待っているようにも見えます。 しばらく動いてないようなので,その整備は大変なようですが ・・・

   
ボディカバーで保存状態の 240RS ! 戦歴は明確ではありません → 現住所インドネシア 間違いない Chassis No.000073です

   
早く手を入れてやりたい状態の Engine ドライサンプタンク(左)が見られます,中央はガソリンタンク 実戦参加の痕跡が ・・・ Halda TWIN MASTERが付いてます

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