240RS  Topics  2006
 Chassis No.000177 日産が所有する 240RS !
2006.12.3   Shassis No.000177
 
 Congratulation !! 240RS works Nissan Restored !
 "祝" 日産が 240RS works レストア完了 !!


2006年12月3日に行われた NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2006 に於いて、日産が再生した 240RS が公開されプレス発表と展示、そして サーキット走行が行われたました。

 
    240RS ワークスのデビューラリーである 1983年 モンテカルロラリー参戦のシッピング仕様です。
今回参加された方々より 多くの情報と写真の協力をいただきましたので、ここにお礼を申し上げるとともに 掲示をさせていただきます。

  まず、公開された 240RS 全容です ・・・
          
before →aAfter  
日産従業員勇姿の方々とその関係者様、大変ご苦労様でした ・・・ 240RS 愛好者として感謝です。
当時、熱く燃えたラリーの
"日産魂"が、ここに垣間見られるような気がします。 私見かも知れませんが 240RS は何処から見ても魅力的で "車らしい車" です。


       
        ▲
240RS 再生プロジェクトメンバーと その 240RS の記念撮影です

       
エンジンですが 解体後鶴見工場へ移され,すべて分解され組み直しされたと聞いています。ワークスの高速ラリー向けのスペアエンジンであったらしく(カム等から)追浜工場のベンチテストでは推定、当事のスペックの280PS/8000rpm出ているようで その結果 筑波サーキットの試走に於いて 9000rpm回ったとの事です。
日産のワークスエンジン ・・・ 欲しくてヨダレが出ます。
コクピットは当時の写真を元に出来る限り忠実に再現したと聞いています(スイッチ・ヒューズボックスetc) レストア前の状態は電気ハーネス・ブレーキ配管が全く無い不動状態で昔の資料から分担して回復作業をしたとの事ですが、その組合せ作業の結果 長い眠りから覚めたこの 240RS は幸せです。又切り取られていた Shassis No.000177 は見事に復元されましたこの刻印は日産の金庫に厳重に保存されているとのことです。

        
このオーバーフェンダーのカバーはアルミ板からたたき出し三次元形状に仕上げられた手作りなのです苦労しています。これが無いと飛び石等でFRPのオーバーフェンダーは割れてしまいます。タイヤはモンテカルロラリーで使用されたトレッドパターン(R90)をハンドカットで製作されました。 このホイールは当時ターマック用に使用された本物のエンケイホイールです。イギリスから取り寄せ、エンケイ様へ持ち込み組付けボルト交換、振れ修正とバフ研磨をし直しました。尚、このホイールは 240RS 専用に限定開発され表フランジ部分を変形防止の折り曲げ加工リムを採用しています。

    
リアビュー及びFオーバーフェンダーの Castrol ステッカーはあえて当時'83年 モンテカルロ ラリーへのシッピンク時の赤色ステッカーにしたそうです。尚カーボンアンダーガードも当時の図面に忠実に製作。 Fウインドウは熱線入り合わせガラスで新規に制作されました。NISSANのステッカーは当時の本物が出てきたものを貼付けたそうです。尚、ボンネットはつや消し塗装としたそうです

TEST RUN to TSUKUBA Circuit
2006.11.16 Shassis No.000177

Nissan 240RS Shassis No.000177 completed Restore. It was attained by efforts of the employee of Nissan, Inc. A test run is TSUKUBA circuit. 16.November.2006 Works engine is perfect Restore of the 9000rpm sound. Congratulations !! In a positive type 1983 Shiping specification of the Monte Carlo rally participation.

日産が 240RS Shassis No.000177 再生完了 ・・・ 正式には 1983年 モンテカルロラリー出場のシッピング仕様(日本日産 ワークス仕様として日本から輸出した仕様) 社内の有志と関係者からなる総勢 180名? が手分けして、6月から再生に取り組んで約 6ヶ月間。 部品の調達そして再生には大変苦労されたようです。 私も微力ながら海外から「アルミホイール調達」修正、研磨し提供協力させていただきました。
そして 11/16 快晴の筑波サーキットで シェークダウンを行い
240RS は長い眠りから目覚めたのです。 
私的には鶴見工場でオーバーホールされたエンジンがどのようなパワーなのか気になるところでしたが、それは重量調整研磨されたパーツが組み込まれた当時のワークスエンジンであり当時の設計仕様通りに再生されたようです。
そのエンジンは 筑波で 9000rpm 回り筑波サーキットを 1分10秒前後で走行したとの情報を得ています。つまり 当時の記録と照らし合わせても同様の 280ps 性能が出ていたとの事です。私は招待されたのですが残念ながら当日都合で参加できずワークスエンジンの雄叫びを聞くことが出来ませんでしたが、想像するに私の 240RS レットゾーン 8000rpmを上回るワークスの 9000rpm 排気音はさぞかし心地よかったに違い有りません。

  
フロント タイヤ 185X15・ リア215X15 タイヤサイズを変えています 長谷見選手を囲んで、筑波で記念撮影の日産関係者
弱アンダーだそうですが、フロントはやはり 1サイズアップの195が良いとの事です
1982年10月 240RS を発表したのが この筑波サーキット、その時 240RSをドライブしたのが長谷見選手 ・・・ !!

名車 Gr-B 240RS 再生サークル・キックオフ
 NISSAN, Inc. which restores Gr-B 240RS.. It kicked off.
2006.6.12 Shassis No.000177

ビック・ニュースです ! 日産が 名車 Gr-B 240RS を再生す ・・・ 日産がラリー車を ! ! この衝撃的なニュースは 240RS オーナーだけでなく ラリーファンにとって大変な展開です ・・・ 期待を持たざるを得ない人が大勢いることでしょう 

  
この写真は 6月10日『日産名車 240RS 再生キックオフ』 の記念写真です。そして 日産従業員パワーに囲まれ 再生を待つ Gr-B 240RS です。そのセレモニーとして参加者代表の若手の方々が部品を取り外し明日から再生スタートです。この再生には自ら手を挙げられた日産社内の有志で 組織を無視し且つ業務外に再生に取り組む方、そして 24年前 240RS 製作やWRCラリーに携わった方も加わり 推定 180名位になるのでは? 大変若い方が多く自己紹介ではその意気込みを伺う事が出来ました。 12月に予定されているニスモ・フェスティバルに走行する事をターゲットにいよいよ解体スタートです。そしてこの 240RS はどんな走りを披露するのでしょうか? 楽しみですネェ ・・・ ワクワクします。 私も微力ながら全面協力の為メンバーに参加いたします。

過去掲載 2004.1.10 Shassis No.000177

座間の日産記念庫に数々の記念車がありますが,何故かインパクトのある 240RS が無かった ・・・ ? この不満を解消してくれそうです。

       
この 240RS は『日産が所有する240RS』になりそうなのです,その為の化粧直し中の写真です。どのような姿で皆様の前にお披露目されるのか楽しみです。
チョット気になる240RSの車歴ですが シャーシNOが何故か切り取られています ?

US110 Club Meeting in HAMAMATHU 2006
2006.5.29-30 : クラブミーティング浜松
 
      
 ホテルから見た 浜名湖の夜明け  クラブ員 全員集合
快晴に恵まれたS110ミーティングは遠路はるばる 約 20台のシルビア・カゼール・240RS が集合しました。
内,240RSは3台の集合でいずれも絶好調の 240RS でした。

今回の最大のイベントは クラブ員も知らなかった 240RS 譲渡式でした。
つまり,S110クラブ会長が 240RS を譲り受け当日自走して帰宅するという企画を当日実行したのです ・・・ てな訳で 240RS は納得の新オーナーの元へ落ち着いたのです。
当日はバーベキューや愛車談議に花が咲き情報交換は大変盛り上がりました。また某紙の取材もあり販売日が楽しみです。その後,浜名湖三ケ日の素敵な寸座湖畔のホテルへ移動し舘山寺の花火大会を見ながらのディナーとワインに舌鼓をうったのです。そして恒例のビンゴゲームで楽しい一夜を過ごしたのでした。

譲渡された 240RS Chassis No.000134  
元オーナーから新オーナーへ譲渡の記念写真です 新オーナーはS110 Club会長で 右は従来の愛用のUS110です

過去掲載 2005.11.20 Chassis No.000134

ツインリング・モテギで開催された
2005 HISTRIC AUTOMOBILE FESTIVAL IN JAPAN 12-13.Nov.2005 ネコパブイベント走行会での出来事 !

 モテギで全開走行中にトラブル発生
K氏の240RSがサーキット全開走行中「エンジンルームからガソリンが噴出 !! 前面ウインドウ視界をさえぎるほどひどい漏れで即リタイヤ !!  → 炎上寸前の本当に危険な状態 !! もし発火したら貴重な 240RSはどうなっていたでしょう ? エンジン・オーバーホール整備工場からモテギサーキット直行でのトラブル原因は,燃料パイプ固定忘れが原因 →  その後 エンジンからオイル漏れ・電気系リークが発見される等等  ⇒ 整備技術の基本的な問題 !! 

240RSとオーナー Mr.Kさん

Chassis No.000156 In Britain restoration of 240RS. イギリスで又1台 レストア中です
2006.9.17   Chassis No.000156  WIA3104
240RS の存在が明らかになった ・・・ それはイギリスでレストア中です。それは RHD の BLYDENSTEN Car。どのような出来上がりになるのでしょう? ・・・ やはりワークスカラーでしょうか ?

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