My DATSUN 240RS  Diary 2008
東京から浜松市へ転居と 240RS
2008.1.26 : 転居(東京 - 浜松市)

今日は私にとっては久しぶりの愛車 240RS の走行dayでした ・・・
昨年,大病を患い 東京から通院環境の良い静岡県浜松市へ転居しました。体力的にも精神的にも元気が出ませんでしたが、実は遂に駐車場を契約したのです復帰に向けて行動開始です。まずバッテリー上がりを克服 (昨年9月よりろくに愛車を触っていなかったから当然です) 晴天の天竜川沿いを長距離,調子を見ることが出来ました相変わらず文句なし絶好調です。そんな訳で今日は暫くぶりに愛車と駐車場の整理を兼ねた1日でした。結果的には自宅から少し遠いですが安心して保管出来,整備スペース的にも申し分ない場所を契約できました。タイヤが14本と予備ホイールが2本,ジャッキ,更に多数部品・工具類 etc ゆったり収納可能な場所はそう簡単には見つかりませんでした。
久しぶりの走行と居場所を確保した240RSもうれしそうです,次回はボディを徹底的に綺麗にしてやるぞ !!
某日、ホディを徹底的に磨き上げ防錆処理をされた愛車240RSは保護カバーによりしっかり保護されました ・・・ 次のイベント待つばかりです
これで 静岡県 浜松市の 240RS は2台になリました

US110 Club Meeting in HAMAMATHU 2008
2008.5.10-11 : クラブミーティング浜松

今年は
240RS 発売開始 25周年記念の年です、その年に 恒例のクラブUS110 シルビア・ガゼールのミーティングが浜松で実施されました。
240RS 管理人の私としては黙っている訳にはいきません、皆さんに楽しんでもらう為に 浜名湖の湖畔のホテルで 1泊 + ? ミーティングを企画,多くの参加者があり盛大に行われたその報告です。

    
ミーティング初日、コレクターにより貴重な部品を取外しされる US110 ガゼールRS(黒内装)の末期状態です(企画成功)

恒例の「US110 クラブ・ミーティング 浜松」に参加の 240RS でしたが、 初日は雨 2日目は良い天気,オレンジロードのツーリングは心地よいワインディングでした
   
ホテル駐車場で一泊した愛車の夜露を拭取るオーナー達の雑談一コマ ・・・ 何気ないこんなひと時が楽しいです My 240RSは 本当に久しぶりのツーリングでした

整 備
2008.9.3 : 整備

秋のイベントを控え、愛車の整備を依頼した ・・・ つまり何時もベストの状態で維持したいのです。
   
   外した 5年間使用のサーモスタット → 全く問題無し  新品が正しく機能するか?  予備として保管
@ ブレーキオイル入れ替え → かなり水分を吸っている可能性があるからだ
A サイドブレーキ調整 → ワイヤー劣化点検結果 良好
B フロント・ハブベアリング分解清掃 → グリース交換
C 下回りのグリース交換
D 下回り錆チェックと補修ペイント → ボディの錆はほとんど無し(デフの錆有り)
D サーモスタット交換 → サーモスタットは良好な状態だったが新品に交換とラジエター液交換
E バッテリー保護のキルスイッチ取付け → 乗る機会が少なくなりバッテリー上がり対策


飛騨高山の全日本ラリー選手権に 240RS 4台が SS1走行と
ギャラリーステージ デモラン  !!!
2008.10.4(SAT) : イベント 高山

全日本 第36回 RALLY HIGHLAND MASTERS 2008 は ターマックラリー(全舗装路)となって熱い走りのラリーとなった。
これに合わせ「ヒストリックアルペンミーティング」が開催されヒストリックカー? が本戦車と同じコースを全開走行
・・・ の企画である。
これに先立ち ヒストリックアルペンミーティング事務局の A氏から私宛に電話 ・・・ ターマックラリーになった事もあり、どうですか? タルガ・タスマニア・ラリーの経験がある私としては まさに
 "国内版 タルガ・タスマニア・ラリー"であり日本国内で愛車 240RS のアクセルを思い切って踏込む事が出来るこのような企画は滅多にない絶好のチャンス ・・・ しかし私的には 1年前の病気の後遺症が残り病み上がり後の「走り」はおじいちゃんとしても体力的な心配がある ・・・ 結果的にこの企画の魅力に負け早速 240RS 仲間に連絡した結果、 最終的には4台の 240RS が参加 内2台は走り 2台は展示の正式申込みに至った訳です。
さて当日は快晴に恵まれ絶好のラリー日より ・・・ 個人エントリーで
サファリラリーを 240RS で参戦された岩瀬氏も当日は FORD ESCORT RSでデモラン参加と言うこれまた話題性の多いデモランになったのです。

            
            
この日の為に ・・・ 愛車 240RS は、まさに「水を得た魚」・・・ 絶好調の240RSでした
                           
写真協力・提供 : ますぞ〜氏 & ふくすけ先輩氏

秋晴れの飛騨高山で行われた 「第36回 ラリーハイランドマスターズ 2008」 の全日本ラリーに於いて、本戦車と同じ SS を走る事になった愛車 240RS  ・・・ こんな走りが出来るイベントは国内では見当たらないのでは?  それは ターマック・ラリーのタルガ・タスマニア・ラリーの再現 ・・・ 狭い林道とギャラリーステージを 240RS サウンドが全開走行だ ・・・

            
               デモランチームのスタンバイ ・・・ 移動開始
            

まず,ギャラリーステージを独特のエキゾストサウンドを響かせ ヘアピンコーナーをクリアーし加速体制に入る 240RS   ・・・ もう、この走りを見たら 元気なおじいちゃんとしか思えない ・・・ ハンドルの重いこと

            
 
名ナビ MA26RA氏のコントロールのもとに SS1の林道を 240RS サウンドが攻める ・・・


SS1スタート直後、尻が若干滑る気配 ・・・ タイヤが温まっていないSタイヤだが過信は禁物、コーナー進入スピードを殺し慎重にクリアーするがナンセ 240RS のハンドルは重すぎる ・・・ またタスマニアのハイスピードターマックラリーにセッティングしたミッション ギャ比はこの林道の狭く小さなアールと直線が少ないSS1 には合わず2速のホールド状態まるでオートマだ、加速が悪い ・・・ そんな状態で 6.17kmは簡単に終わった。

      
SS2 ギャラリーステージのスラローム走行後の愛車です、久しぶりの爆音とドリフトの熱い走りにナビのMA26RA氏と私も若干興奮気味 ・・・ この日は孫が見物に来てその感想 ・・・ じいちゃんの車の音が一番大きかった ! 本戦車はマフラー規制から静かな排気音なのでさぞかし240RS の爆音に驚いたのでしょう?

  
SS1 スタート待ちの岩瀬氏です、サファリラリーでの 240RS ドライバーでも有名な国際ラリードライバーで、私の 240RS 整備のお世話になりました。 BMW M3 軍団です、同じ宿を共にしました。またNo.10の Rothmans M3 Mr.S氏は私のフェンダー割れにテープを張っていただくなど協力していただき本当に感謝しています。

         
SS1のスタートを待つ 240RS YMご夫妻です ・・・ ニュージーランドからの逆輸入車で右ハンドル・パワステ・エアコン付きの 240RS さて狭い林道 SS1のターマックの熱い走りは ・・・ ? !  YM車の折れたプラグ !? ・・・ エンジンの吹き上がりががおかしい?     なんと プラグが折れていたのです ・・・ こんな事があるのですネェ

考察 :
SS1 の林道では飛騨高山の山々に 240RS サウンドを響き渡らせる事ができるのはヒストリックカーならでは ・・・ アクセルワークの排気サウンドを直接肌で感じる事が出来るのは遥か昔の事 ・・・ なぜなら現在のラリー車はマフラー改造が規定では許されません。
そんな訳で 私的には病みあがり後の初の走りでもあり 体力的に心配な面もありましたが、その心配も吹っ飛び
60歳半ばを過ぎたじいちゃん 240RSは大変満足し Sタイヤの空気圧を上げ、高速道を 240RS で快適に帰宅したのであります。

当日交換した新品プラグのギャップは 1.2mm 始動性が悪く「冷間での吹き上がりは悪い」 → ギャップを0.8 - 0.9mmに替える事で格段にエンジンの調子が良くなった、写真はそのプラグ BP7ES 1番プラグ ・・・ 先端の焼け具合はキツネ色で良好  
注)針状のものは、ギャップ調整ゲージです。

私の 240RS は プラグの状態から ・・・ フルパワー時は BP7ES がベスト ・・・ 街ち乗りでは BP6ES が良いそんな訳で愛車も大きなトラブルもなく 久しぶりに身も心も大変納得のイベントでした
追記 : 10/26 日産座間イベント参加の愛車 240RS のプラグをBP6ESに替えて参加、往復の東名高速を含む 約 400km走行では アイドリング回転数が上がるなど 普通ドライブでのエンジン的には非常に安定しベストな状態でした。

1958 Australia Rally championships DATSUN 210 50th anniversary
DATSUN オーストラリア・ラリー優勝50周年
2008.10.26-R : 記念イベント 日産座間

遠い昔、1958年オーストラリア 1周 19日間 1600km ラリーに初挑戦したダットサン210型(1000cc)は完走を果たし、Aクラス優勝と言う快挙を挙げた。それから50年後の 2008年10月26日 日産自動車座間事業所に於いて日産関係者の記念イベントが開催されました。
当日は 50年前に走ったオーストラリア・ラリー優勝車の富士号ダットサン210型が自走し、そのドライバーであった難波氏による走行パレードがありました。また新装記念庫の名車見学も行われるなど大変有意義な時間を過ごす事ができました。尚、当日は日産旧車クラブからも多くの参加があり名車が記念式典に終結したのでした。


我々US110 Club (シルビア・ガゼール)は14台参加、内 240RS6台が集まり過去最多の集合台数となりました。240RS 限定 200台 1983年発売開始以降 26年目に入った 240RS、それも国内生存率が大変少ない 240RS がこれだけ集まる事が出来るのは大変珍しい事なのです。そして 懇親・情報交換など楽しい時間を過ごしたのです。

   
  ▲ Mr.Nanba →  難波氏が運転し 当時のダットサン 210 富士号がパレード ・・・ 時は過ぎ 50年

    
  ▲ 記念庫の記念ラリー車群には 1982年 SILVIA Rally ・・・ 240RS の前身で大変希少な LZ20B Engine (Nissan commemoration warehouse)
=L系エンジン =ボルトオンツインカム 20=2リッター =4気筒

  
  ▲ Nissan commemoration warehouse  SILVIA(240RS)の後輩  当日、集結した US110 Clubの BS110 240RS 車両群 6台 !

Chassis No.000128 240RS !!  お久しぶりです
2008.10.26   Chassis No.000128

2008年10月26日 久しぶりに Chassis No.000128の ST氏とお会いした。
その愛車 240RSも 絶好調のエンジン音を響かせていました。氏は 240RS を日常の足に使用しています、エンジンルームを見せていただきましたが写真で見るようにキレイとは言えぬ状態ですが 特に不具合がないそうです。
氏は 240RS のメカニックに携わっていたこともあり 今も現役のメカニックでその技術情報量は勉強になるばかり。そんな訳で何時でも自分で整備可能と言うことも有り 貴重な 240RS をこのようなスタイルで乗りこなす選択も有り ・・・ と言うことで納得です。


      
Chassis No.000128 エンジン・ルーム・・・ 過去某紙で紹介されたままの状態のようです そのボディ

240RS のジャダー(JUDDER)について
2008.11.1 : 整備

愛車 240RS が最近ブレーキング時「ジャダー現象」が発生し始めた !?  通常走行では全く発生しないが コーナーを攻めすぎた場合のブレーキングで発生 ・・・ 過去 タルガ・タスマニア・ラリーで車体を 酷使 した事によるフレームの歪・衝撃、又は、足回りのガタも心配。
そんな訳で、先日 某 フレーム修正専門工場で車体検査とアライメント調整を立合いのもとで実施した。その結果、フロントベアリングのガタ無し、車体の歪、アライメントは誤差範囲だが微調整実施で終了 ・・・ 車体はいたって良好の判定。
それでは何故ジャダーが ? ・・・ 某工場責任者いわく、フロントのトレッド寸法が大き過ぎ、且つ極太タイヤのグリップが強過ぎによる
全体のバランスを悪くしている。フロント左右のブレーキその他のバラツキにも影響しやすいとの事、また旋回性能が悪くなる理由でもある → 確かにその通り 納得、重いハンドルはそのせい。 又ブレーキローターの熱歪・偏磨耗などもジャダーの原因 ・・・ 確かにブレーキは酷使しているしその熱影響は計り知れない。
既に 26 年も経過してる車体に 225/45 のタイヤを履かせる為、スペーサー25mmを左右にとり付け「この無理を強いている」のが災いか ?  

                
                       
   定盤の上でフレーム検査中の 240RS

   さて、何から手をつけるか?  まずは ・・・
@ フロントタイヤを 205/50 までおとし タイヤ接触ギリギリまでスペーサー 切削加工対応しトレッド寸法を極限まで狭くする
A これで収まらなければ ブレーキローター研磨とシリンダー分解整備そしてパット交換

       
Spacer t=25mm ハブ径は 240RS ハブ径に合わせ寸法を合わせる事で縦振れの芯ズレ防止を図っている。
本来ならスペーサー使用せず,ピッタリ合うオフセットのホイールが必要(240RS専用開発したホイール TARGA-PROTO はスペーサー不要)

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