My DATSUN 240RS  Diary 2004
2004.1.25 : TARGA TASMANIA RALLY参戦準備 ・・・

この度、エンケイ(株)様のご好意でホイール RPF1 を提供していただくことに決定した。 1インチアップの 16インチである
新製法
(MAT製法)による軽量の1ピースホイールである ・・・
Sタイヤをセットしました。エンケイホイール(RPF1)とSタイヤのセット重量は明らかに軽量化された,足回りの軽量化は全てに良い効果を発揮する。又,
タイヤは BS POTENZA 55Sを選定し サーキット走行の「タイムアタック用」のTYPE WTをチョイスした。 このタイヤとホイールのセット重量は 15.8kg である。タスマニアの4月は秋で高地では霜が降りているところもあり 高温域のタイヤ選定(TYPE TT)は必要なしと判断しました。
この非対象トレッドパターンがタスマニアのターマックそして雨にどこまで性能を発揮してくれるのか? ターマックラリーの走行距離は 約2000kmであり、それを持ちこたえてくれれば良しである。
ミッションオイルなどの交換と下回りの点検を実施し,タルガ タスマニア ラリーへ車両搬送準備の最終段階です。

                
WHEEL ENKEI RPF1 16X8 BS POTENZA 55S タイムアタック用
エンケイのMAT製法  溶かしたアルミ合金を金型に流し込み金型から取り出した素材を回転しながら伸ばす(成型=スピニング),その後焼入れする事によりホイールの組織が緻密になり強靭な物性の品質が確保される為ホイールの軽量化と強いホイールが出来る。今後この製法が主流になる可能性を秘めている。

US110 Club Meeting in HAMAMATHU 2004
2004.8.21-22 : クラブミーティング浜松

既に20年を過ぎた シルビア・ガゼール15台が 浜松に集合しました。
古さを感じさせない ボディースタイルはいずれも素晴らしいコンディションに保たれています,その中の3台は 240RS です。いずれも キーをひねればエンジンは荒々しい咆哮で立ち上がる現役の 240RS なのです。
中央は数十年ぶりに帰国した今回主役の 240RS です(仮ナンバーで参加していただきました)

シルビア・ガゼール軍団に囲まれた 240RS こんな貴重なカットシーンは最近ではそう簡単には撮れません

       
      ▲ 左New Zealandより帰国 KW氏所有Chassis No.000134  今回の主役 HO氏所有Chassis No.000108 ▲右 KS氏所有 Chassis No.000075

240RS 全開 !!TWIN RING MOTEGI 2004
2004.11.6 - 7 : イベントもてぎサーキット HISTORIC AUTO MOBILE FESTIVAL IN JAPAN

 今年も
2004 HISTORIC AUTO MOBILE FESTIVAL IN JAPAN が 晴天のツインリンクもてぎで開催された。

愛車 240RS も万全の体制 ? で参加
エンジン好調,昨年のミッションブローの記憶が残る中,慎重にコーナーリングすることでかなり安定走行が出来た。
予選 36台中,4位をキープ


決勝は 4番グリットの好位置だ。 スタートで出遅れ6位に後退するも 240RS の加速の良さを最大限に活用し インに割り込み4位で第1コーナーをクリアー。まだタイヤが温まっていないので無理は出来ない ・・・ 愛車 240RS は周回遅れを 3-4台クリアーし4位をキープ好調に周回を重ねる ・・・
決勝は 8周だ ・・・ あと少し

  
    ▲ コントロールタワー前のストレートを全開 (200km/h)・爆音で通過する 240RS

後続車をすこし引き離しこのまま4位で入賞か ? ・・・ そんなに甘くなかった,ボンネットから蒸気が吹き出した!! オーバーヒートだ !! あと2周,このまま回転を上げ続ければエンジンを壊す可能性がある ・・・ やむなく回転を6000rpm以下に落とし完走ネライだ。
なんとか残り2周を走りきったが,残念 6位にダウン → リザーブタンクからラジエター液が噴出 ・・・
しかし 20年を経過した車がサーキットを全開走行出来ること自体素晴らしいことだと思う ・・・ 思う存分ストレスを発揮した一日でした。

2004.12.18 : ブレーキパットチェック

11/7のツインリンクもてぎのネコパブイベント サーキット走行の反省として,

 @ オーバーヒート
 
A 周回を重ねると,ブレーキが甘くなる

この2点の内
Aブレーキをバラシてチェックしてみた。
その結果,リアのパットがのみが異常に焼け過ぎであることが分かった !! ・・・ フロントのパツトはこれほどの異常は見つからない。

               

この焼け方を見ると,かなりの高熱で 赤塗装表面が焼けたようだ !!  サーキット コーナー手前でフルブレーキングする際のパットにかかる熱は相当なもので,おそらくローターもパットも真っ赤になっていただろう ? ・・・ 言い換えればその分パツトに能力以上の負荷が掛かり高熱により焼けたと思われる。 今年のタルガ・タスマニアラリーでも時々ブレーキの甘さが現れていた ・・・ 次の宿題はブレーキローター径アップを検討する必要性がありそうだ。

240RS Solex Twin Carburetor 50PHH Setting
2004.12.11

2004年も残りわずかとなったある日,240RS のキャブレターの調整方法について 240RS に深く関与されていた 日産某氏(Mr.M.T)の指導を受けた。
【 240RS ソレックス キャブ調整実践 ステップ 】

SOLEX 50 PHH  Main Air Jet # 160(基準#150) Main Jet #180(基準#185)
@ジェットの清掃  ジェットに付いた,ゴミや汚れを清掃しエアーで吹き飛ばします
     
     Aフロートレベル測定・調整
ノギスを使用しフロートレベル(ガソリンの油面)を測定する
基準 24mm
実測値 : R = 23mm : L = 22.3mm
B左右吸気圧測定
バキューム測定(フロート レベルを確認)
    C エアースクリュー調整で最高回転位置を探す
*左右をバキューム・ゲージで吸気レベルを測定しアジャストスクリューで左右のバランスを調整する
*左右のフロートレベルが著しく異なる場合は上部を外しフロートを取り出しフロートシャフトを曲げ,測定を繰り返す

C 4個のエアーアジャストスクリューで,回転数の最高地点を探す
D 再度,Bを実施する
E 再度,Cを実施する
F 最後に,アイドリング回転数を決める (1300rpmにセット)

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