My DATSUN 240RS  Diary 2002
2002 TARGA 参戦結果
2002.5.30 : タスマニアラリーの考察

2002 タルガタスマニアラリー参戦結果は ・・・
スピンアウト砂利ダートへの突っ込みやジョージタウンの踏切越え 大ジャンプ ・・・ の衝撃を受けた訳けだが, 240RS 専用スペシャルホイール(TARGA PROT)のダメージは皆無だった。
一方,B車のホイール(2ピース)は舗装エッジへのヒット衝撃でリム曲がりによるエアー漏れトラブルにつながった。
実は私がタルガタスマニアラリー参戦に向けて一番心配していたのは「ホイール変形」なのです。2ピースや3ピースの板リムではこのフランジ部分の肉厚調整が出来ないのです。一方アルミ鋳造ホイールは自由に強度アップ形状に設計する事が可能なのです(切削加工の為)。この変形懸念点の為に,あえて 240RS 専用ホイール(TARGA PROTO)つまりTarmac Rally用のホイールを開発したのです当然フランジ形状は変形を考慮した特殊形状設計です ・・・ その効果は下記の写真の通りです。

      
1 ピースホイール TARGA PROTO-2 240RS 専用ホイール 2 ピースホイール 変形したリム → エアー洩れ(B車)

次の参戦に向けて 240RS 整備完了 
2002.10.6 : 整備完了

タスマニアから帰国後の整備依頼の 240RS  ・・・ ヤットコサ 240RS 退院です ・・・ 3ヶ月間 長かった ナ 〜
帰途の首都高で久々にアクセルを踏込んでしまいました,素晴らしい加速,レスポンスに独り満足でした。
ブレーキのインチアップ効果は抜群 ・・・ タイヤが完全に負けてしまいます。ナンセ,R33(スカイライン)のキャリパーですから 20年前のブレーキと比較すれば技術進歩は確実でその信頼性は高いです。又,ミッション オーバーホール と クラッチ交換結果シフト操作性も格段に向上し思う存分振り回せそう ?  次の課題はタイヤ選定です。

  2002年 TARGA TASMANIA RALLY参戦結果の整備 】

サスペンション全体の見直しに関連してアルミホイール オフセットを 0mmへ変更と更なる軽量化ホイール(TARGA PROTO-2 WRDS) が完成した。又、エアー注入バルブは 2個所(ツインバルブ)にし作業性を向上させた → 軽量化 540g x 4本 =  -2.16kg
2002 TARGA TASMANIA RALLY 完走を果たしたが サスペンションの調子は決して好ましいとは言えなかった。
リアスプリング特注(タスマニアラリーに合わせたバネレート設定)
デフとミッションのオーバーホールによるシフト操作性改良
クラッチ交換
フロントブレーキをインチアップし、スカイラインR33のキャリパー組付け(当然,ステンレスメッシュホースに交換)

    
フロントをR33のキャリパーへ交換それに伴い,ブレーキパットを高熱タイプに交換 熱膨張クラック対策の「差し込みタイプ」に改善された ステンレス排気管

FRP パンパー修理 : 大破したFRPのフロントバンパーは見事に復元、満足の結果 
    
2002 TARGA Jamp Crush (Before) (After)

5th HISTORIC ALPINE MEETING 2002
2002.11.3 : イベント ヒストリック アルペンミーティング  Chassis No.000038

第5回記念の
 5th ヒストリック アルペンミーティング のポスターが出来あがった
この 240RS の走りは,2002年4月のTARGA TASMANIA Rally参戦のセッティングを兼ねた,
第4回ヒストリック アルペンミーティングのカツトシーである。さすがにプロの写真は迫力があり,またその感性には関心させられてしまう。

       

2002年11月2-3日,今年も数多くの名車が集合した。
今回は更に走りが出来るコース増設されたが 昨夜の雪で1部のコースは閉鎖となった。愛車240RS も久々にフルパワーでコースをクリアー ・・・ と,ここまではカッコいいのですが,実は当日ナビが都合でドタキャン ・・・ ミスコースの連続でパニック状態。
でも足回りの確認はしっかり出来ました。フロント・ブレーキを 14インチから 15インチにアップ効果は確実だった。この結果 タイヤのグリップは完全に不足しているので当然ながら,Sタイヤ選択の必要性が把握できた。又,リアーのスプリングを純正に戻しタイヤエアー圧調整でかなりの足回りのフィーリングが良くなった。 

ツインリンクもてぎ ヒストリックカー・イベント
2002.11.9-10 : イベント もてぎサーキット

今年も,ツインリンクもてぎで ネコ・パブリッシングが主催する ヒストリッカー・イベントが 11/9 - 10 開催された。
サスペンションの再確認を兼ねた愛車 240RS は 快晴に恵まれた 11/10日曜日早朝 自走して,もてぎへ ・・・
私の出番は HITORIC TOURING CAP と HISTORIC SPORTS RUN GROUP - 1 の2つに出走。
サーキット走行の為 タイヤを15”から16”にしたが なんせ市販タイヤではグリップを失いコーナーでは尻を振ることが多くハンドル操作が忙しい。
しかし,ブレーキ改良結果のパッド熱ダレもなく安定した効きが確認出来たしエンジンも好調で小気味良い排気音? ・・・ そんな訳けで思いっきりストレスをふっ飛ばした1日でした。

    
car MAGAZINE 誌 FEB.2003 掲載 car MAGAZINE 誌 JAN.2000 掲載

                  

ところでこの日は 240RS にとって大変な出来事がありました。なんとTV東京の取材要請あったのです。きっと サーキットにタスマニア仕様のラリー車は場違いで異様に写ったのでしょう ?(ヒストリックではありますが)240RS を色々な角度からの撮影とエンジンルームそして室内まで かなりしつこく撮影するとともに 私とのインタビューで 240RS のことをアレコレ ・・・ さらに 決勝出走を控え急きょ室内からの撮影をすることになり車載TVの取付そしてグリップ不足によるコーナーの尻振り苦戦苦闘の我がドライビングをしっかり収めたのであります。
この放映は TV東京系列全国6局ネット(TV東京・TV北海道・TV愛知・TV大阪・TVせとうち・TV九州)で 2003年 2月 8日(土曜)『GARAGE LIFE - U』で放映されました ・・・ 2分間の露出度で走行シーンもあり 良い記念が出来ました。
尚 2003/4月に販売された Car Magazine 300号記念 の特別付録のDVD に放映シーン45分間が収録され 私のインタビューと240RS走行画像の歴史を残しました。

2002 遠州浜松のイベント 『やらまいCAR』
2002.11.24 : イベント 浜松やらまいCAR

知人の紹介で快晴に恵まれた 『やらまいCAR』 イベントに初参加,愛車240RSを展示 ・・・ のつもりが,主催者より TARGA TASMANIA RALLY 現役車両とのことで,デモラン要請があり急きょ出走することになった
多くの集客であり見学者の為にも派手にやってくれ ・・・ の主催者からの要請で,逆ハンの連発と定位置スピン・レットゾーンぎりぎりの白煙 モク、モク ・・・ 爆音の大サービスでした ・・・ そんな訳で相変わらず レーシング・コンディションの 240RSでした ・・・ ダットサン ラリー 健在です。
16インチ・タイヤもなかなか捨てたもんではないナ〜 ・・・

2002年を振り返り ・・・

    240RS にとって 色々な事がありました。
@ 1月 ニューイヤーミーティングの「全日本ダットサン会」のクラブスタンドで 愛車 240RS を展示  ⇒
  
クラブスタンド賞 受賞
A 4月
 
TARGA TASMANIA RALLY 2002 クラス2位 (カテゴリー7 改造クラス) バルブスプリング破損にも関らず健闘
ロスタウンの大ジャンプではストロー・ブロックに突込み
「一躍アクシデントヒーロー」となり タルガ・ビデオ記録史に残る
B 11月 ヒストリック アルペンミーティングの 
記念ポスターに 愛車240RS が採用
C 11月 もてぎサーキット「HISTORIC AUTMOBILE FESTIVAL IN JAPANで」で
テレビ東京の取材(2003/2/8 放映)
DATSUN 240RS 健在ぶりを示しました ・・・

2003年のTARGA TASMANIA Rally参戦は愚息の結婚式と重なることになった、家族の絆・仕事の基盤が整ってこその趣味であることを考えると当然我が家の大イベントを優先すべきである。
従って 2003年の TARGA TASMANIA Rallyは 断念し ・・・ 2004年 参戦に向けて準備に取り掛かることにした。


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