Chassis No.000150 240RS Mr. MA26RA to Maintenance record |
● 最後の 240RS 新古車 ゲット ! 入手引取時の新車状態 走行 132km Mr MA26RA 整備記録です 最後の 240RS 新古車?をゲットした彼は 只者で無いと言っても過言でないほどの車愛好家です。 彼の本業は整備業と関係なく,独自のこだわりによる整備を展開していきます、大変楽しみでワクワクします。 |
純正はポリカで軽量化されていますが、経年変化で黒くなり車検に通らぬ可能性があります。 ◆アウターモールを外さずにガラスの交換をするのは至難の業ですね、写真撮る余裕ないです
以前ガゼールのときにジャッキアップポイントにウマをかけてヘコんだ経験からフレームもしくはサスペンションメンバーにかけるようにしてます ◆タイヤを付けウマから降ろしたあとに、あっ、クラッチのフルード交換忘れた・・・マヌケです |
オーバーヒート・サーモスタット |
▲ 完全にサビてます |
▲ サーモカバー側に目をやると何やら物体が? | ▲ こんな状態だったとは・・・これじゃぁオーバーヒート寸前になるのもうなづけます。新品はノーマルの82℃タイプです、これで水温は安定してくれるでしょう |
▲ サーモがあれだけサビてるということは当然水路も・・・と言うことでEg本体、ラジエターともに水圧をかけてやると茶色い水がたっぷり出てきます、バケツ 4、5杯分はありました。いくら新車状態と言っても、25年も経過するとエンジン冷却系統の錆には驚きでした | ▲ 水が透明になったところでサーモを 取り付けて完了です。ついでにサーモカバーも磨いちゃいました、どうも自分は無駄なところに労力を使うんですよね |
ウォッシャータンク |
▲ 240RS管理人さんから頂いたウォッシャータンク | ▲ バラバラにしてみました、接点の焼けがちょっと酷いかな | ▲ 自分の経験上、こういった場所には曲面になじむスポンジペーパーが最適です |
キャニスター |
▲ U12ブルのキャニスターは走行距離3万キロ台なので問題ないでしょう。それにしても解体屋のおやっさんは豪快です、自分がプライヤー片手にホースを外そうとしたら「鎌でスパッ!」恐れ入りやした |
▲ ガソリンタンクを調べていた際にキャニスターへ伸びるホースが浮いている ? 蒸発ガス(手前のピンクホース)はというと何故かフレーム内に大気解放・・・、不思議です。これではキャニスターを入れた意味がないので接続しておきました |
エアークリーナー & ファルネル |
▲ゴムバンドはかなりの劣化が見られます | ▲ 純正品(右)と自作品(左)の比較です、まぁ上出来な方じゃないでしょうかねぇ |
▲ そしてエアクリーナーを付けゴムバンドを締めて完了!クリーナーボックスはマグメシュームで軽量化されています |
ステアリングリンケージブッシュ 交換 |
▲ 親父に似たのかとにかく工具をつかっての作業が大好きで何かと手伝ってくれます → 空手を習っているんだって ・・・ カッコいい!( 240RS 管理人)反対に息子はまったく興味なし・・・ チト悲しい | ▲ タイロッドエンドはこの通り、ダストカバーのゴムとグリースが同化してます | ▲ プーラーで分離させますが「バンッ!」と壊れたのかと思うくらい大きな音で外れます。ちなみにブレーキパッドは低温から効くジムカーナ用に交換済みです |
▲ ストラットを外してみてビックリです。240RS の開発コードNo.831がこんなところに、思わずうれしくなってしまいました | ▲ アイドラーアームです。こちらのブッシュも交換しますがクラブUS110会長さん曰く 「おそらく確実に砕けてますよ~」とのことでしたが果たして・・・ | ▲ 会長さま大正解です。砕けるというより粉々の粉末状です原型を留めてません。ドライバーでそぎ落としましたが結構労力がいりますね、隣のが新品ブッシュです |
▲ タイロッドエンドプーラーを貸してくれたAE86乗りのK君。工具を持ってきただけなのに拉致られ作業をさせられてます。彼は自宅でEgのOHをこなす程の強者です、ホント助かったよありがとねK君!→ 友達っていいですネェ | ▲ 取り付け終わったナックルアームのジョイント部です。グリースは調べたところ二酸化モリブデン、シャーシグリースなどゴムへの攻撃性が強いとのことなのでフレア系グリースを使用してみました。タイロッドエンド、サイドロッド部の組み付け完了。ちょっと気になったのはダストカバー下部を抑えるニップルが最初からありませんでした ・・・ なのでステンレスの針金で縛ってあります。 |
▲ ゴムと一体化したグリースを除去するのにウレタンシンナー、灯油、ガソリン、ブレーキクリーナーと試しましたがどれもパッとせず・・・なのにハンドソープでグリースまみれの手を洗うとキレイに落ちる、ん?使えるかも。娘が
「やめてぇー!」 許せ娘よ ・・・ ということで「キティちゃん」のハンドソープが大活躍でした ● 240RS 管理人 : さて、いよいよ車検です ・・・ なにしろ 240RS の車検は初めてですから、予想がつきません? → 無事合格した MA26RA氏の顔を見たいです ・・・ |
ユーザー車検 |
2007.9.16 【 車検当日 】テスター屋さんにて光軸、排ガス、スピードメーター、サイドスリップ、ブレーキの予備検査を行いました。案の定、排ガスは規定値をオーバーしてたのでキャブをちょこっと調整してもらったら今度は「ありゃぁ低くなりすぎちゃった、でもコレなら確実だから」とのこと。こんな簡単に規定値に収まるの!? ちょっとビックリです。 ◆ 車検場に到着、まずは書類審査です。書類は簡単にパスできました、でもリサイクル税がガゼールの時よりも4k以上も高かった、なんでだろう? |
【 早速ラインに並びます 】 ◆ 車検員との会話 検査官 「幅広いねメジャーで計らせて」自分も手伝い計ると「うん、問題ないね」 検査官 「走行距離400Km?そんな少ないわけないだろ」と車内を覗き込む、すると今度は「そうかメーター換えてるからか」 自分 「いえいえ実走行ですよ」と答えると車検証記載の0Kmを見て「へぇ~ホントなんだ」 検査官 「マフラーは純正?」 自分 「もちろんです」検査官はφ50mmの出口を見て「そのようだね」と納得 【 車検コース進入 】 ◆ サイドスリップ、ブレーキ、ライト検査ともにOK! ◆ ドキドキの排ガス検査ですが問題なくクリヤー! |
Handle 交換 |
▲ R32用とUS110用を比較すると若干ですが前者の方が小ぶりです。 形もさることながら手に馴染む感覚が自分にとっては最高です、なので何とか取り付けたいと思います |
▲ スプライン部だけをR32のステアリングに移植しました自分は溶接の機械はおろか技術を持ち合わせていないので当然外注です。ラリーで有名なお店オートスポーツイワセさんにお世話になりました。高さもUS110に合わせてもらってます、見事な溶接で安心感がありますね | ▲ 取り付け完了! 中々いい感じです、手に馴染み操作性が良くなったので大満足です |
Phon button exchange |
DATSUNのホーンボタンでニッコリ 240RS 管理人 : GTRのハンドルグリップが抜群に良いことは私も同感、既に取り付けられたGTR用のハンドル握りを確認させてもらった ・・・ なかなか良い感触。そんな話の中で、ホーンボタンを所有しているのを思い出し探し出したところ "有りました!" DATSUNのホーボタンです。 当然プレゼントです、しかし寸法が合わずですがそこは得意とするMA26RAさん、見事に取付けが完了しました。 本人も納得 ・・・ なかなか良く出来たと思います。 |
▲ どうでしょう、ちょっと派手かな?とも思えますが案外似合っているので満足です! | ▲ 車好きなお嬢さんの 240RS の帽子はすっかり気に入って、お父さんは当分、使用禁止状態です |
Oil cooler 取付け |
▲ セレクトしたのは放熱量で定評のあるトラスト製です。中古ですがフィンのつぶれのないキレイなコアを入手できました。 |
▲ サンドイッチブロックをオイルクーラー用に交換します | ▲このオイルブロックは横にしないと取り付けられません。アールズのホースエンドはフォージを使いたかったのですが、無い物ねだりはせずに中古で付いてきたベントチューブを使用します |
▲ オイルクーラーはこの位置にセットしました、アルマイトブルーがかなり派手です。目立ち過ぎるのは嫌なので ・・・ | ▲ バンパーとグリルネットを取り付けると思ったほど目立ちません,これならまぁ許容範囲内ですかね、よしとしましょう |
ブレーキ効果改善 |
▲ Webでいろいろ調べていたらキャブ車は負圧が弱いためブースターの効きが悪いとの事。改善策としてはバキュームタンクを取り付けることで負圧を確保できるらしい。用意したのはBNR32(GT-R)用のバキュームタンクです。 | ▲ 取り付けはいたって簡単、キャブからの負圧ホースとハイドロマスター間に割り込ませるだけ |
正直、あまり期待していませんでしたがこれが中々の効果を発揮してくれました。奥でもしっかり効くようになり、低速からのフルブレーキでロックするようになりました。これでようやく普通の車になったという感じですね。 ● 240RS 管理人: 一つ一つ原因を潰しながらの結果はバキュームが決めてでしたか ? しかし、R32のバキュームを探しよくここまでやりましたネェ、少ない距離でブレーキタイヤ痕があれだけ残るのは、かなりの効きが出たのでしょう ・・・ 大変に参考になりました。 |
ヘッドライト |
▲こんな感じになりました,ライトオン!点き始めは青っぽいですが白に変化していきます | ▲とにかく明るいです、大成功~!これでハロゲンより消費電力が少ないのだから最高ですね |
240RS Chassis No.000150 のクラッチ交換記録 |
▲ 240RS 標準装着の摩耗したクラッチ(7462Km) | ▲ 新しいクラッチ使用部番:CA18 用 (30210-RS550)穴位置が若干違いますが、長穴にして解決 |
ポリカウインドー研磨・FRP塗装 |
▲ 外して、剥離剤で塗装を剥離します ・・・ 簡単にはがす事が出来ます | ▲ 埃や虫を防ぐため簡易ブースを作り塗装し、そして仕上がりです |