Chassis No.000003 Gr.B Works 240RS record (in cyprus)
2011.3.10 THU → 2012.12.17 Revised  Chassis No.000003  

ビックニュースです! シングルナンバーの Chassis No 発見 ・・・ サファリの激戦に使用した ワークスカーの仕事場がそのままに ・・・ !
 
貴重なワークスカーが生き残っていた !

              

実は タンザニア で売り出されていた この 240RS
Chassis No.000003 は日本から送り出されたワークスだ !
この車両は
1983年 WRC サファリラリーにデビュー,あの Mr.Mehtaがドライブ,途中エンジンブローのリタイヤした 240RS つまり超貴重な正真正銘のバリバリ の Gr.B ワークスカーなのだ !!   
日本サイドの情報からも
Chassis No.000003 は間違いなく 1983年サファリラリーに横浜港から直接出港されたワークスカーとの事。


中央アフリカ東部のタンザニアWRC グループB 当時そのままの状態で現存する NISSAN 240RS ワークスカーの仕事場の写真です。別タンのダンパーなどワークスカーしか装着されてないパーツ等から間違いなく240RS ワークスカーであり、それがほぼ当時のまま現存していること事態貴重である。   
私的には痕跡をこのまま残した動態保存を心から望みたいものだが ・・・

  
アンダーガード、太い直管マフラー、フレームは激戦の痕跡だ ワークスの仕事場はほぼそのままの状態で残っている、直立シフトである事から当時のミッショントラブル苦労が伺われる

歴史的名車がタンザニアからキプロスへ ・・・ こんな ヨダレが出そうな グループBカー 240RS を入手したのは キプロス島在住の Mr.N.K です。
彼は 既に
Chassis No.000019 240RS を所有する 熱烈な 240RS 愛好家で 度々私への情報提供をしてくれている。
    
    キプロス島の Mr.N.K  ・・・ Congratulations !!             Chassis No.000003 KXJ 080 のドキュメント
 


遂に中央アフリカ東部のタンザニアから、激戦を終えたワークカーがキプロス島に入港したコンテナの奥には そのワークス 240RS が ・・・ キプロス島の Mr.N.Kの手元に到着したのだ。

   
       コンテナを開けるとまずワークスのパーツボックスが沢山 !


この箱の中身は ・・・

リアアクスル X 2・ET ミッション・ホイール・ランプ類・スプリング・サスペンション・ラジエター・オイルクーラー・ドライサンプ・バンパー・パーツ各種
 ・・・ もうお宝の山だ !

良く見るとエンジンフードに「ロック」が掛かっている! またヘッドライトの金網カバーは「跳ね上げ式」で作業性を考えた構造だ

キプロスでどの様な生涯をたどるのだろう? 

ワークス ドライバーは 1983年 Mr.Metha KUP107 → 1986年にMr Jayant Shah KJX080 がドライブした!
その時、倉庫から集めた部品で
ET仕様に仕上げられたとの事。
1986年のサファリラリー参戦結果は,残念ながらアクシデントでリタイヤ。

   

2011.11.7 MON  : Chassis No.000003  in Cyprus

キプロス島に入った 240RS Chassis No.000003 ワークスの詳細写真を送ってくれた。
WRC 及び 日産の歴史的な当時のワークスカーそのままの姿を現代に見る事が出来るのは大変貴重な事なのです。
それは WRC サフアリに 勝つ為に、走りきる為にワークス特有の工夫・努力が垣間見る事が出来ます。

   
グラベルの激しい衝撃で足回りの致命的ダメージを防止する為のワイヤーです 同じくエンジンマウントにエンジン離脱防止のワイヤー固定 ! トランク内のタワーバーです、右下は湾曲ガソリンタンク

   
  ガソリンポンプがダブルで装着されています トランク内のドライサンプのオイルタンク トランク内の異形ガソリンタンク
 ● すべて写真掲載が出来ませんが、今後の進展情報に期待したいところです。
   
 ▲ 右フェンダーのランプ固定ブラケット アクリルの左右スライド式 ステップとトランク内の湾曲ガソリンタンク

     
   ▲ キプロス島でいよいよレストア開始、今後の情報が楽しみだ,どのようにレストアされるのでしょうか?

2011.12.31 SAT

キプロスでワのクスカーET 仕様のChassis No.000003 いよいよレストアの為の車体分解作業の開始だ !  

   
アニマルバンバーやフェンダーの取り外し,フロントガラスにクラックが入っています 左フェンダー内のダクト? ドイサンプオイル配管だろう? 且つ,タイヤハウス内カバーがありダクトを保護している 分解中のリアビュー

2012.2.14 TUE

キプロスから今日届いた情報によると Chassis No.000003のオーナー Mr.N は,FJ24のウエットサンプのスペアーエンジン No.000100を入手したとの事 !  貴重な FJ24エンジンがまだあるのですネェ!  シリンダー壁も良好なようで,羨ましいことです。


     

2012.7.13 FRI  Chassis No.000003   KXJ 080
     
現在このような進行状態です 下ろされた No.000056エンジンは分解整備の予定

     
   おそらく酷使されたであろうミッション下りました                ワークスのコクピット このままで残して欲しい気もします

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