WRC 実戦車  Chassis No.000075
2013.11.10 SUN  Chassis No.000075

過去 WRC 参戦したプライペーター Mr.Kojimoto の 240RS Chassis No.000075が 現存する。
今回その 現在オーナー Mr. Kasamatsu の 240RS ショット チャンスを頂いたので,ここに整理しました。その後の進展情報は次の通りです ・・・
        撮影 : 2013.11.10 →
それは,現在走行 11,000km 最近集中的な整備を施した
ダンパー特注交換,リアアクスル交換,ミッション,ステアリングギアボックス,ブッシュ類,ガソリンタンク交換 ・・・ 徹底的な整備を完了した グラベル仕様の 240RS です。ナビシートで感じたドライビング感覚は,しっかりした足回りとエンジン音も良好という感触を得た。
※パーツ類はこの240RSを入手時,豊富に付属した状態の譲渡であったとの事,現在もその部品保管の借り倉庫があるとの事です。

          
      Chassis No.000075オーナーMr.Kasamatsu              240RS 専用ホイール 15" ENKEI製
          
      
油圧サイドブレーキ前後ブレーキ調整ダイアル               WRC 参戦のままの ペルターインカム

         
      
これも当時ものハルダ 計器 ツイントリップメーター              当時のままの仕事場

           
ガソリンタンクは最近交換済,カバーは以前のものを使用 トランク内は当時,ウエットサンプタンクから吹き出した油の痕跡がそのままに ・・・ この油と油圧タンクの熱が錆防止効果?
      当時の状態が現在もそのままに残る ・・・ いいですネェ 本物の証, 240RSらしい良い味を残しています

ある日の Chassis No.000075 = Mr.Kojimoto ドライブ 240RS
2010.8.1 Chassis No.000075

静岡県袋井市で毎月開催の「エコパサンデーラン」の集会に初お披露目の 240RS
Chassis No.000075 ・・・ ブレーキ油圧系統の故障で
長い事整備工場に入っていたのだが 久しぶりに元気な姿を見せてくれたのはうれしい事だ。
この 240RS車両は 1983年・1984年にWRCにプライベーターで参加した 240RS で、ドライサンプ、アニマルバンパー、そしてエンジンルームの痕跡から過去の激戦が読み取れる。
      
久しぶりの Chassis No.000075         後部のステップ付きアニマルバンパー

 
今回交換されたマスターバック 2個      ▲ トランク内を占拠する安全ガソリンタンク ドライサンプのオイルタンク
ブレーキマスターバックを新品に交換、この部品がなかなか見つからなかったそうだ。その後交換整備を完了したのだが 本来のブレーキ性能が出ていないようだ。

2008.2.13    Chassis No.000075

浜松市の 240RS : 某日、浜松 240RS 様と面談しました、ガレージで休息中の面構えは只者で無い事が分かります

             

   
リザーバータンクは新品に変えてある ▲ ドライサンプの取り回しがよく分かる 貸しコンテナに240RS新品部品がギッチリ
部品を豊富に保管され 大変羨ましい限りです ・・・ 結局、フライホイールとクランクは奥の方で探し出す事が出来ませんでした。
Chassis No.000075 Mr.Junichi Kojimoto 240RS
2011.2.14 MON Chassis No.000075

WRC(World Rally Championship) 240RSでプライベート参戦の Mr.Kojimotoのページを整理統合しました
一部の画像は 過去の某誌の故立松和平氏レポート抜粋です、画像が荒れていますが御容赦ください
          
          1983年サフアリラリースタート !! このアニマルバンパーはオリジナル ワンオフだそうです 

       
1983年サファリ・ラリー : 投石にあい フロントウインドウが割れ視界最悪の中を苦戦するフロントウインドウ交換作業風景   
結果は Leg2 リアアクスルトラブルで残念なリタイヤで終わった

2009.4.24  Chassis No.000075

WRCにプライベートで参戦していた Mr.Kojimoto の 240RS ・・・ グリーンカラーが大変きれいな RACラリーでのスナップです

   
               現在も残るエンジンルーム : Chassis No.000075 の上にペイントで 28 

           
    ▲ 1984 MONTE-CARLO 参戦時 Mr.Kojimoto/Ms.Neghersoli           当時のナンバープレートは日本へ持ち帰り ・・・

 過去掲載 2005.7.13
現在,海外移住されていますが 一時帰国の貴重なお時間をいただき 当時の情熱を感じられた事はとても幸いでした
当時 グリーンのスポンサーカラーの 240RS は大変目立っていたので 記憶に残る方が多いのではないでしょうか? この 240RS 車両は現在、私の住む場所からバイクで10分程度の場所に動体保存されている。
    
   ▲
WRC Driver Mr.Juichi Kojimoto 大変情熱と行動力のある方とお見受け致しました    
NISSAN Bluebird 1600 SSS

右の写真は!! 曲芸ではありません ・・・ コーナーを攻めすぎた? ・・・ このブルーバード1600 SSSのドライバーは ・・・ ?
そうです 日本のラリー界の草分け的存在でもある
Mr Junichi Kojimoto のです。当時,日本国内での走りはトップクラス,数々のラリーで 常に上位の成績を残しました。やがてそれは日産の設計者と言う立場では限界を感じ,退職,独立,国際ラリーへの野望へ進化したのです。 
その氏が当時 600万円で購入した 240RS を駆って WRC プライベート・エントリーへのスポンサー探しや海外 WRC 参加準備は当時としては大変苦労されたとの事です ・・・
WRC(World Rally Championship) 240RS 参戦履歴
    '83 RAC Rally  240RS   Retire
    '83 サファリ   240RS   Retire
    '84 モンテカルロ 240RS   Pos 14 ・・・ へ参戦したのです


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